2021年2月10日水曜日

北野で感じるイスラエルの文化

神戸おとな旅企画イベント


2020年10月21日
北野で感じるイスラエルの文化 ピアノの祖先「サントゥール」の演奏と関西ユダヤ教会[シナゴーグ]へ


一般には非公開の神戸ユダヤ教会へ
ラビ(ユダヤ僧侶)のご挨拶を聞いてから


異人館通りにあるわが家のリビングルームに招いて


4000年前の打弦楽器サントゥールを演奏


イスラエルの講演を聞いてから


イスラエルのケシの実入りケーキをいただき


新型コロナウイルス感染で海外旅行に行けなくなってもリアルなイスラエルを体験


 

ペルシャ絨毯と万華鏡の展示会

「ペルシャの文様と
祇園祭りと万華鏡」
古都京都でペルシャ絨毯と万華鏡の展示会 
2019年 5月14日19日


京都の古民家を改装した展示場「小さな家」


万華鏡のように煌めくペルシャ絨毯と錦の展示


関西のペルシャ母娘
プーリーとダリア・アナビアンが、
アナビアン・コレクションの逸品を展示


エメラルド色の絹絨毯
一平方㎝に100ノット(結び)以上のきめ細かさ


模様は万華鏡のよう


万華鏡はモスクの天井の広がり、宇宙の広がり、無限の広がりを表す模様


サファイヤブルーの絹絨毯
宝石のような輝き


背景のペルシャ錦は18世紀
織物としても刺繍としても、その精密さは絨毯以上


アナビアン・コレクションのなかでも、ペルシャ錦は


世界的に稀で貴重な収集品


世界最高の絨毯と言われている、万華鏡(メダリオン)模様の有名なアルデビル絨毯がロンドンビクトリア&アルバート美術館に展示されている

遠くからは宝石の散らばり、近くからは無限の広がりを感じさせ、鮮明なインディゴブルーを背景に豊かに花、茎、星の紋様が織りこまれている。このような絨毯は宮廷や貴族のために織られ、宝石のように珍重された。ヨーロッパ貴族の希望で金糸や銀糸で織られた絨毯は大きな産業になった。

世界最古の絨毯は、サンクトペテルズブルグ美術館・博物館で展示され、上は絨毯の境界線だけクローズアップ。世界最高の絨毯がイギリスにあり、世界最古の絨毯はロシアにあり、なんでイランで展示されてへんねん?
紀元前5世紀、騎馬民族の王様の墓から氷詰めになって、出てきた絨毯。イランの北にあるアルタイ山脈の湖から出てきた。古墳泥棒があわてて入口を塞がなかったお陰で水浸しになり、幸いなことに絨毯が保存された。一センチに47ノット(結び目)もあるパジルックという絨毯。氷の中から出てきたためにほとんど、その原型のまま保存されている。


少なくとも、今から2500年前に既に手結び絨毯が存在していたことが分かる。
この絨毯の図柄はとても洗練されている。寒さを防ぐための必需品だけではなく世界最高の美術品でもある。現在もこの伝統を受け継がれ、今もペルシャで絨毯は、同じ手法で結ばれている。この技術レベルにたどり着くまで何千年かかったか。


芸術の頂点と言われている16世紀のサファビー朝の地図には、イラクと中央アジアがイランに含まれていた。1499年にイスマイル王が王座に就き、周辺の国を嫉妬させるほどの産業発展の礎を築き、ペルシャルネッサンスと称された。
 当代最も有名だったのは、17世紀のアッバス王。イスファハーンを首都として産業革命を起こし、放浪する遊牧民の集落を都市化した。芸術の奨励に力を入れたアッバス朝時代として知れ渡っている。王立絨毯工房が設立され、大規模に絨毯が生産されるようになった。ヨーロッパ世界でも愛好されるようになり、絨毯織りの技術を維持するために、絨毯省まで設けられた。


京都とペルシャもシルクロードで結ばれていた。7世紀に中央アジアやインドから中国へ向かって、日本に渡来したのがユダヤ系ペルシャ人の秦氏と言われている。京都に住み着き、秦氏を中心とした神事を祇園社(八坂神社)で行った。祇園社でユダヤ人のシオン祭を行っていたのが869年に始まった祇園祭の基になった。
秦氏とその血縁の人が住んでいる市章にはイスラエルの象徴であるダビデの星形が多い。


ペルシャの香がするヘルシーなケーキとクッキーを作って、みんなでいただいた。


甘いティータイムをしながらイランの現状の苦い話で最後は盛り上がった。


プーリー・アナビアンのペルシャ伝統音楽と書家近藤朱凰先生の「書」パフォーマンスとのコラボ。


着物の上にイラン人の願いを筆でしたためた。


近藤先生の書のパフォーマンスを見ている人々


プーリー・アナビアンのサントゥールの調べのなかでペルシャの詩が出来上がった。


世界に離散しているイラン人が母なる大地を取り戻したい詩。
嘗て栄えたペルシャ文明の復活を夢見て


山脈の石は煌く宝石 
砂漠の砂は輝く金粉
大地は文明のゆりかご
永遠に栄えますように




次は異人館通りのアナビアン宅で
「ペルシャの夏料理のおもてなしと天然トルコ石を使った万華鏡づくり」
のイベントで万華鏡をみんなで作った。
2019年9月1日


17世紀の手刺繍のペルシャ錦を広げ、今日の万華鏡作りのテ-マを披露。ペルシャ錦を万華鏡の中に入れる。


古すぎて小片になってしまったペルシャ錦を万華鏡のなかに入れると、模様が何重にも重なる。


それぞれが自分のオリジナルな万華鏡を作っていく


みんなそれに没頭


紅茶を飲みながらのワ-クショップ


その間に・・・


台所で、プ-リ-・アナビアンは料理の準備で奮闘。


左:サフラン・ライス
 右:ヨーグルトの上にハ-ト型に飾られた胡瓜とレ-ズンとクルミ


葡萄の葉の粽(ちまき)


右上:全粒粉のナ-ン


真ん中の赤い鉄鍋のなかには羊肉と林檎とプル-ンの煮込み
オ-ルスパイスとシナモンで味付け


おこげご飯


万華鏡のようにテーブル上に散らしたデザ-ト


すべてのお菓子が無糖 


道で採ってきた大きなアイビーをアレンジした野性的なテ-ブルデザイン


最後は全員でポ-ズ


みなさんが帰えられた後、スタッフでゆっくりと万華鏡を作ってみた。


万華鏡の筒の紙を選び


なかに入れるものを選択。このときに欲張ったらすっきりしたデザインにならない。作るときがいちばん楽しく、病みつきになる。
万華鏡先生のサイトを紹介 http://www.photon-art.jp/
常にどこかで万華鏡作り教室を開催。北野アナビアンサロンでもまたあります。



日本とペルシャの技が共鳴する

 

日本とペルシャの技が共鳴する
2020年10月11日


願いの宮
大阪森之宮


打弦楽器サントゥールの音色に合わせて


近藤朱鳳先生の筆でパーフォーマンス


渭城朝雨氾軽塵
客舎青々柳色新
勧君更盡一杯酒
西出陽関無故人
送元二


王維詩の解説

中国を出て西域へ旅立つ君と酒を酌み交わす。
もうこの青々と茂った柳を見るのも最後です。
西域は厳しい旅になるかもしれない。
もう一杯いきましょう。


ペルシャ国歌より歌われているイラン民衆の歌があります
それを近藤朱鳳先生が絹の着物の上に書きました。


「山脈の石は煌く宝石 

砂漠の砂は輝く金粉

大地は文明のゆりかご

ペルシャが永遠に栄えますように」

しかし、現状のイランは、

山脈の石は煌く宝石も 

砂漠の砂は輝く金粉も

削り取られ、隣の国々に売られています。

だからこそ、ずっと民衆に歌われ続けられています。



願いの宮でイベントが終わると


更に盛り上がり


薄い紙に筆を走らせる技を披露



参加者もチャレンジし、願いの宮の宮司さんも見守る


薄い紙はなんでしょう。この紙の上に字を書くのは至難の業。
これができたら真の書道家