2009年2月11日水曜日

古代ペルシャに生きた現代的女性たち

2009年2月11日

ペルシャ文化伝道士 ダリア アナビアン
イラン人の母、イスラエル人の父と共に来日、神戸国際学校カナディアン・アカデミーと ニューヨークのフレンチファッションアカデミー卒業後、TVレポーター・法廷通訳・エッセイスト・ペルシャ料理の普及・講演を通して多方面でペルシャ文化の紹介に務めている。

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ふらっと・ねやがわ連絡会が主催している
男女共同参画推進センターに招かれて
「古代ペルシャに生きた現代的女性たち」
~ペルシャの文化、芸術、世界初の男女平等法・・・
そして今を生きる私達を考えます~
というテーマで講演した後、スタッフ、支援者とそろって
夢中でシャッターを押し合いっこした一枚。

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日時    建国記念の日
会場  ふらっとねやがわ  研究室 A
主催   ふらっと ねやがわ連絡会
協賛  寝屋川市 男女共同参画  センター ふらっとねやがわ 


1時間半に亘っての講演は、古代ペルシャで男女平等の法律を楔形文字に刻んで制定していたこと、古代ペルシャでは、今より自由が存在し、信仰も、服装も好き なように選択できた。男女平等も法律化され、女性の育児手当まで政府から支給されていた。進歩的な社会のお手本といえるペルシャは、この間のアメリカ大統 領の就任宣言に負けず、驚くほど寛大。ユダヤ教、キリスト教、イスラム教、無神論者はみな平等だということをイランは既に2500年前に宣言した。そんな 民主的な歴史があったのかと幻のようなお話。現代のイランの開かずの扉を「開けゴマ」(そう、あの千夜一夜の合い言葉)でそっと開けて、紙芝居の一枚一枚 をめくって見せました。これぞ本音のなかの本音。講演の後、質疑応答であらゆる角度から気さくな質問が飛び出し、さすが関西人の好奇心の熱さで盛り上がり ました。

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