2017年11月11日
杣浩二氏博士後授与記念祝賀会
学校教科書に記述されていない古代史の研究者杣浩二氏は、神戸ポートピアホテルで博士号授与のお祝いのパーティーが開かれた。これまでの西洋史観で世界に広げられた歴史に疑念を持ち、隠された古代の歴史の発見を次々と披露。食事を共にしながら、驚くような新しい古代文明の事実を披歴。多種多様な人類の祈りの起源を遡っていくと、エジプト、ペルシャ、インダス、メソポタミア、中国、日本などの古代文明が、同じ儀式やシンボルを使って祈っていた。言語が違っていただけで、マニアな学者たちは、別々の文明として紹介してきた。古代の人は言語が違っても同じ神様を信仰していたことを論文で立証され、モルドバ宗教大学から博士号を授与された。
祝賀会の司会を承るダリア
海外から神戸までそうそうたるゲストにお越しいただいた。
「ユダヤ人と日本人の不思議な関係」の著者、 Ben Ami Shilony博士にもご出席いただき、祝辞を述べてもらった。
飛鳥昭雄氏が杣博士を指名して「古代ユダヤで読み解く物部氏とアークの謎」の本に纏め、文芸社で出版された。
アフリカからも多くの大使が参加した。上の写真:右側はエチオピアの大使。左側は、ペルシャの古代楽器サントゥール奏者プーリー・アナビアン。祝賀会のオープニングはサントゥールのミステリアスな響きで始まった。
「祈」と書かれた看板の下で古代ペルシャの曲が流れた。
世界の文明には、まだ沢山のミステリーが隠されている。
私たちの世界に朝日が昇り始めた。
アッシリア時代にできた楽器サントゥールの前奏で開始。
ペルシャ音楽5000年。
その時代と言えば、ペルシャでは太陽神を崇めていた。
ペルシャブルーの空に昇っていくご来光に
毎朝、祈った古代人の素朴な心を描き、この旋律を聴きながら、
原点に戻っていこう。
曲名は「ミトラ」ペルシャの原始宗教、
ミトラという太陽神から曲名をとった。
ペルシャとインダスの太陽神「ミトラ」は、古代エジプトでは「ラ」
ギリシャでは「アポロ」と呼ばれていた。。
ペルシャ、インダス、メソポタミア、エジプトでは言語が異なるが同じ神様を信仰していた。現代の歴史学者は、それぞれを別の文明として分けられ、それを杣浩二博士が一つの文明として捉えている。
私の祖国イスラエルのエルサレムでは、2000年前、さまざまな信仰の人たちが同じ神殿(嘆きの壁)で一緒に、同時にお祈りをしていた。そんな祈りは、忘れ去られ、失い、タブーになり、挙句の果て、戦争の原因にさえなっている。
左から☆のシンボルは、古代エジプトから使ってきた聖星で、それをアメリカのホワイトハウスを中心に政府の主要機関がこの形に配置されている。(でも聖星を逆さにしているので悪魔星)次、卍は、ペルシャの古代ゾロアスター教から日本のお寺まで使われている。ダビデの星もイスラエルの神殿だけではなく、日本の神社にもよく見られる。十字架は、キリスト教のシンボルとして固定概念があるが、古代エジプトでも使われていた。
古代から使われてきたシンボルの話も奥深く、それぞれのシンボルの源を辿れば、なーんだ、同じじゃないかと気づき、様々な宗教が再び共に祈ることができれば平和の幕開けになる。
2017年12月6日
(株)ワールド航空サービス大阪支店でペルシャ母娘で演奏と講演を実施
大阪駅前第3ビル29階
「本当のイラン・イスラエルを知る ダリア・アナビアンのおもてなし」
というテーマでお話してから
プーリー・アナビアンのペルシャ古典楽器サントゥールの演奏が披露され
イラン旅行の添乗員長谷栄作氏が、夢のようなペルシャのブルーモスクから遺跡のことまで話した。
イスラエル旅行の添乗員八百屋謙太氏が聖書の国のことを熱く語った。
何故イスラエルの添乗員を選んだか聞くと、聖書を漫画で読み、ヨーロッパの文学の背景は、イスラエルにあると気づいたから。
2017年10月7日(土) 薬師寺門前AMRITで
「ローマから、ペルシャ、奈良へ 」の講演
音楽、ストーリー、アート、ディナー、盛りだくさんなディナーショー。
オープニングは演奏者プーリー・アナビアン作曲「コバルトブルーの街」を演奏。
オープニングは演奏者プーリー・アナビアン作曲「コバルトブルーの街」を演奏。
プーリー・アナビアンは演奏だけではなく、ペルシャの錦でアレンジしたネクタイもたくさんデザインし、ディナーショーの展示販売で多くの方が買ってくださった。
2017年9月5日(火)
アジア協会の料理教室ペルシャ編
大阪の下町、西九条の公民館でペルシャの貴族料理と伝統菓子を作った。
デーツとクルミとカルダモンが入ったルーレットケーキを焼いた。ケーキの型を使わずに生地を巻いてホイルで包むエギゾチックなケーキ。みんなでペルシャの煮込み料理を作っていただき、ケーキと紅茶をしながら自己紹介した。
2017年7月17日
書家朱鳳の会発足50周年記念
文字と言葉と音楽で結ぶ
ペルシャ・中国・日本の心
大阪梅田阪急グランドビル32番街19階の関西文化サロン
出演 胡弓演奏: 李 亜輝
中国とイタリア 歌: 范 丹陽
サントゥール演奏:プーリー・アナビアン&内海恵
トーク 書のシルクロード:ダリア・アナビアン
ピアノ・津軽三味線演奏 久保比呂詩
モンゴル音楽 フルース演奏 龍偉人
書パホーマンス 近藤朱鳳
書家近藤朱鳳先生は、20年来の友人で、日本で失われた正しい書道をニューヨークや中国で伝えている。
イランでも日本のように書道教室がある。イランでは葦ペンを使う。
サントゥール演奏のドゥエット
シルクロードは、書でも結ばれている。
近藤先生は李白の詩歌をよく書かれる。ワインを注ぐとルビーのような輝きを放つグラス。それを片手に酔眼朦朧。ようするにべろんべろんに酔った中国の王子までが、お酒と女性に満たされたことを、唐の詩人までが謳った。
ワインを注ぐとルビーのような輝きを放つグラス。それを片手に酔眼(すいがん)朦朧(もうろう) ようするにべろんべろんに酔った中国の王子までが、お酒と女性に満たされたことを、唐の詩人までが謳ったのです。
ペルシャの文学や旋律は唐の都・長安にまで響いた。長安の酒場でも、ペルシャ美人たちがワインをふるまい、踊って、ハープを演奏した。詩人李白は、ペルシャのバーに入りびたりだった。
ペルシャの葡萄酒がいくつも人気ブランドになり、酒屋でペルシャ美女の袖がひらひらと長安のそよ風に吹かれながら、お酌をしていた。
唐の詩人、李白が「少年行」という有名な歌を残しています。
金の鞍で飾った
白い馬にのり、
春風のなかをかけてゆく
花弁を散らしながら
その王子は、いったいどこへゆくのだろう
愉快に入っていったのは、
ペルシャ美女が待つ酒場
こんな素晴らしいところにきて
貴方は一滴のワインも飲まずに帰れるのか
ありえない
唐の都に新地があって、ペルシャの女性が美味しいワインをお酌してくれたんですね。座るだけで3万円、5万円もとってたのでしょうか。
母娘のイベントが始まる前
ダリア・アナビアンの講演 「69歳を迎える聖書の国」 イスラエル
プーリー・アナビアンのサントゥール演奏 「瑠璃色の街」
デザートにはピアノの曲
協会のみなさん、よくご存じの曲でした。
2017年7月14日 チャリティー・コンサート
伝統楽器と声明のコラボ
国立文楽劇場
声名をバックにペルシャのサントゥール演奏
融通念仏宗の僧の声名とペルシャ音楽の別世界を同じピッチとフィーリングで重ね合わせることができた。さらには、バンドゥールというウクライナ―の楽器、ハープも加わって、それぞれ異質な世界のトーンを合わせる不可能な組み合わせで演奏をした。
2017年6月19日 ITC(International Training in Communication)役員就任式でプーリー・アナビアンのサントゥール演奏とダリア・アナビアンのトーク
アークホテル大阪 心斎橋
写真(下)左から私、プーリー・アナビアン、一番弟子の内海恵。
国際コミュニケーションのトレーニングという名の会合だけあって皆さんさすが英語がお上手だった。
2017年12月17日、中津のピアノサロン(レ・ヌーヴォレ)での発表会。
タイトル 「Utsumi Music Lab ピアノ&サントゥールコンサート」
大阪音楽大学のサントゥール教室の生徒さんだった内海恵さんは、今やサントゥールの先生になり、プーリー・アナビアンの演奏のパートナーも務めている。内海恵さんもサントゥールのお弟子さんがいっぱいいて、
発表会を度々開いている。
その度にプーリー・アナビアン先生は
ゲスト出演
内海恵さんとドゥエット
2018年5月14日 緑地公園でもまたプーリー・アナビアンと内海恵のドゥエット
風薫る5月、大きな木陰の下で演奏
音が風にのって
音響効果がよかった。
花も散ってきた
昔もこのように野外でサントゥールが演奏されたのでしょう
次の野外演奏は神峯山にて
「森のコンサートへ」都市近郊林管理運営協議会が主催
「森のコンサートへ」都市近郊林管理運営協議会が主催
神峯山寺のご住職からご挨拶。自然が豊かな神峯山の森を、近隣の人たちが自分の山のように大切に守ってきたとのことを話された。
会場は山門の外の「真珠院跡庭園」で観客がぎっしり
2017年4月4日
大阪サウスワイズメンズクラブ4月公開例会
関西のペルシャ母娘さんのペルシャ文化の講演と
サントゥール演奏
演奏後サントゥールの72弦を見せて、ペルシャ音楽には長調と短調の二つの音階だけでなく、無限に旋法(特殊化した音階)があることを説明。