2021年2月10日水曜日

日本とペルシャの技が共鳴する

 

日本とペルシャの技が共鳴する
2020年10月11日


願いの宮
大阪森之宮


打弦楽器サントゥールの音色に合わせて


近藤朱鳳先生の筆でパーフォーマンス


渭城朝雨氾軽塵
客舎青々柳色新
勧君更盡一杯酒
西出陽関無故人
送元二


王維詩の解説

中国を出て西域へ旅立つ君と酒を酌み交わす。
もうこの青々と茂った柳を見るのも最後です。
西域は厳しい旅になるかもしれない。
もう一杯いきましょう。


ペルシャ国歌より歌われているイラン民衆の歌があります
それを近藤朱鳳先生が絹の着物の上に書きました。


「山脈の石は煌く宝石 

砂漠の砂は輝く金粉

大地は文明のゆりかご

ペルシャが永遠に栄えますように」

しかし、現状のイランは、

山脈の石は煌く宝石も 

砂漠の砂は輝く金粉も

削り取られ、隣の国々に売られています。

だからこそ、ずっと民衆に歌われ続けられています。



願いの宮でイベントが終わると


更に盛り上がり


薄い紙に筆を走らせる技を披露



参加者もチャレンジし、願いの宮の宮司さんも見守る


薄い紙はなんでしょう。この紙の上に字を書くのは至難の業。
これができたら真の書道家