2010年10月21日(木)
ペルシャよ、再びよみがえれ
「いのちと出会う会」(第99回)
朝の6:30に講演会をし、朝食をみんなで和気あいあいととりました。
たまには朝から和食もいいね。
大阪市と寝屋川市の倫理法人会に夜明けに招かれました。
2010年12月7日の綿業倶楽部倶楽部茶話会 「日本文化の源流、1300年記念~関西とペルシャの赤いリボン~」の講演は月報にでました。
私と日本との縁は半世紀ほど前から始まりました。生れる前です。当時、私の祖父がイラン国王の美術顧問として土品を納めていたころ、発掘調査。イランも文 明の古い国なので、掘っているといろいろな器が出、それらをイランだけではなく、日本各地の博物館に納めていました。そのとき、多くの日本の考古学者がイ ランに来ていたので、祖父との交流が始まりました。でも、私の時代になるとイランは革命や戦争で、文化が途絶え、せっかく1300年振りに結ばれた赤いリ ボンが細くなっていき、今や千切れそうになっています。祖父が始めた日本とペルシャの文化交流を私の世代でより発展させ、7000年前から受け継がれた料 理文化を研究しています。祖父が収集したペルシャ錦の自然の染め材料、玉ねぎの皮、ザクロ、ターメリック、ピスタチオ、茄子の皮などです。それらの材料を 使った料理研究も大分進みました。
(社)アジア協会アジア友の会( The Japan Asian Association & Asian Friendship Society)では、2回呼ばれ、お料理からペルシャの美術、7000年の華麗な歴史、過酷な現状へ飛んでいきました。
中東の複雑な情勢に耳を傾けてくださり、そのお陰でいろんな会に広がりました。英語バージョンの講演会も増えることになりました。
アジア協会アジア友の会(JAFS)ハルハロは、アジアに井戸を贈る運動を応援するNGOです。
貧困に苦しむアジアの村へ安全な水(井戸)を贈ることを通じ、生活、教育、環境面での支援活動を行っているのです。
2010年12月5日に市民交流センターすみよし北の料理教室で茄子の煮込み料理を紹介しました。ホレッシュ・バーデンジャーンと言います。
ペルシャ語で「ホレッシュ」は、煮込み料理で
「バーデンジャーン」は茄子のことです。
ペルシャの煮込み料理は、こってりと、香辛料が効いて、
辛いとイメージしがちですが、とんでもありません。
さわやかなレモン風味です。
ペルシャ料理は、千夜一夜物語にも登場し
素材を生かす調理法なので、以外と日本人の口にも合います。
林ライス(ちょっと古いかな)ご飯にかけて、スプンとフォークだけでいただきます。
料理教室のみなさんと千夜一夜物語の料理を体現していただきました。(^_-)-☆