2015年9月19日土曜日

神戸ファッション美術館


 

2015年8月9日
ファッションの街、神戸ファッション美術館でペルシャのお洒落を紹介



ただいま舞台の準備中、ペルシャの18世紀の刺繍で装飾


舞台中央のディスプレーは「イカット」 中央アジアの織物で正倉院にも伝わっています。絣織の原点と言われている。


開幕です。

  

 普段は、ペルシャの美術と歴史のお話をしているのですが、今日は、そんな堅苦しい歴史より、私の生きがいのお話をするんです。生きがいとは、 みなさんと楽しいお話をし、お洒落をすることです。実は、歴史の研究家ですが、ハイスクールのとき、歴史が嫌いで落第したんです。
私のような歴史が嫌いだった人のための歴史が始まります。

 

オープニングには、プーリー・アナビアンのペルシャ伝統楽器による「イスファハーン」という曲。イスファハーンは、幻の青釉で仕上げたタイルのモスクがいっぱいあるブルーの都。


 普段は、ペルシャの美術と歴史のお話をしているのですが、今日は、そんな堅苦しい歴史より、私の生きがいのお話をするんです。生きがいとは、みなさんと楽しいお話をしてお洒落をすることです。実は、私歴史の研究家ですが、ハイスクールのとき、歴史が嫌いで、落第したんです。 私のような歴史が嫌いだった人のための歴史をファッションを通して語りました。


1500年前にペルシャは、ロンドンやパリのように流行の先端になりました。唐の中国でペルシャの服は、まるで天女のように袖がひらひらと長安の春風に吹かれてるような・・・。


 ペルシャの女性が斬新な服装でワインを注いでくれるバーがたくさんもたくさんありました。中国の詩人、李白が詠みました。「こんな素晴らしいところにきて、貴方は一滴のワインものまずに帰れるのか、ありえない」飛鳥の貴族たちは華やかなペルシャの美的センスに刺激され、生活様式に取り入れました。ファッションでは胡服・胡帽を争って身に着けたりしたのです。


2015年9月13日
阿倍野ハルカスでファッションショーでまたお洒落について話しました。
近鉄デパート4階のシャルル・リフォームのファッションショーに呼んでもらいました。
和装の女性が淑やかに歩く姿を洋服で演出しました。


着物って着こなし方にルールがありすぎて、帯の位置とか、巻き方とか、法則がいっぱいあって、今のライフスタイルに難しいですよね。そこから解放できないかなって思ったんです。時代劇見てたらみんな普段は着物をルーズに着てるじゃないですか。






和装に使われてきたとんでもない色の組み合わせを洋装に


私は、十代のときにいつも和風をどうしたら洋服に行かせるかなって考えていました。初めてガッシュとをいう絵具を使って、着物の絵を描いたんです。そのときにひとつの絵に全ての色を使ったんです。
これがその絵で、3色(青、赤、黄)プラス白と黒ですべての色が作れることをこの絵を描いたときに学んだんです。これを書いてから色を見ると何と何を混ぜたらその色が出せるかすぐに分かるようになりました。そこでダリア流お洒落の着こなし方を身に着けてきたのです。そのセオリーは、基本的に2色をベースカラーにすることです。シンプルにすることが目立つことなのです。ときどき、いますね、服着るときに部屋の電気つけてなかったんという人。いろんな色を付けすぎ、4色、5色、6色、支離滅裂な恰好をした人たち。


 こちらは、私の神戸の自宅の写真です。まずは、基本色を2色選ぶことです。その2色も合わなあかんねん。普通、黄色とピンクはあまり合わない色だけど、シルクのスカーフのピンクは、角度によって黄色の光沢があるからです。


 全部一色だけでもいいんですよ。そうするとヤスモンの服も高く見えてくるんです。


思い切って、全部ブルーでもよいんです。


たまには、4色でもええよ。上と下の色を同色にもっていくと、全体が安定するんです。たまには信号みたいやねって言われても気にしないでね。服と同じデザートを作ってみました。ペルシャの四季と言います。