![Eternalpersia Eternalpersia](http://www.anavian.jp/event-blog-photos/photos/uncategorized/2013/06/03/eternalpersia.jpg)
企画展
「悠久のペルシア~錦と陶の美7000年~」
アナビアン・コレクションから 4.21(日)~6.30(日)
![Dsc01128 Dsc01128](http://www.anavian.jp/event-blog-photos/photos/uncategorized/2013/06/12/dsc01128.jpg)
大阪から浜松へ、世界屈指のペルシャ古美術コレクションから土器、陶器、ガラス器、錦、書など逸品の数々をアナビアン母娘がパジェロで運びました。
![2 2](http://www.anavian.jp/event-blog-photos/photos/uncategorized/2013/05/16/2.jpg)
浜松市楽器博物館内で、ショーケースをどこに配置するか考え中・・・
![3img_2335 3img_2335](http://www.anavian.jp/event-blog-photos/photos/uncategorized/2013/05/16/3img_2335.jpg)
ショーケースを左右対称に並べ、錦(ショール)を壁にどう掛けるかイメージ・・・
![4img_2338 4img_2338](http://www.anavian.jp/event-blog-photos/photos/uncategorized/2013/05/16/4img_2338.jpg)
紀元前土器から12世紀のペルシャ・ブルーの陶器を梱包から解いてるところ。
![5img_2371 5img_2371](http://www.anavian.jp/event-blog-photos/photos/uncategorized/2013/05/16/5img_2371.jpg)
スザニという刺繍したクロスをバックに、サファイヤ・ブルー、トルコ・ブルーなど様々な青い陶器をディスプレーしました。
![2518 2518](http://www.anavian.jp/event-blog-photos/photos/uncategorized/2013/06/11/2518.jpg)
ペルシャン・ブルーはその美しさで有名です。コバルト色、瑠璃色、雲ひとつ無い空の色。
砂漠に暮してきた遊牧民が求めるものは水。ブルーは、水の色、癒しの色。シルクロードが盛んだった12世紀、陶器作りの技術が頂点に至り、カスピ海のブルーと言われる釉(うわぐすり)が用いられました。ペルシャブルーは、天国の象徴です
![5img_2374 5img_2374](http://www.anavian.jp/event-blog-photos/photos/uncategorized/2013/05/16/5img_2374.jpg)
錦:
宝石のような刺繍は、宮廷のために織られ、重宝された。ヨーロッパ貴族向けには金糸や銀糸で織られ、大きな産業となり貴賓などを迎えるために敷かれた。
陶:
ラスター彩
金を含んだ泥状の顔料で陶器の表面に光沢が与えられている。この技術は、一度14世紀にモンゴル軍の侵入によって技術が失われたが16世紀のササヴィー朝でこれらの陶器群が繁栄した。18世紀に再び技術が途絶え、20世紀後半に加藤卓夫氏によって再度復活され、加藤ラスター彩として蘇った。
![7img_2373 7img_2373](http://www.anavian.jp/event-blog-photos/photos/uncategorized/2013/05/16/7img_2373.jpg)
三彩陶器の下に敷かれているのは、18世紀のサマルカンド地方の絹刺繍のクロス、。インテリアとして壁にかけたり、部屋の隅に布団を重ね置きするときカバーリングしたり、炬燵(こたつ)にかけたりしました。
![8img_2357 8img_2357](http://www.anavian.jp/event-blog-photos/photos/uncategorized/2013/05/16/8img_2357.jpg)
プーリー・アナビアンが手にしているのは、螺鈿細工されたトンバクというペルシャの太鼓。博物館において常設展示されています。
![10img_2385 10img_2385](http://www.anavian.jp/event-blog-photos/photos/uncategorized/2013/05/16/10img_2385.jpg)
3日かけてディスプレー終了。
![119img_23625 119img_23625](http://www.anavian.jp/event-blog-photos/photos/uncategorized/2013/05/16/119img_23625.jpg)
浜松市楽器博物館の館長、島さんは、展示会、演奏会、講演会、CDの企画(今冬発売予定)、パンフレットのデザイン、訪問者のご挨拶、美術品のディスプレー、(大工仕事も含めて!)、ショーケースのガラス拭きまで、お一人で何役もこなされます!
![1210img_2359_2 1210img_2359_2](http://www.anavian.jp/event-blog-photos/photos/uncategorized/2013/05/16/1210img_2359_2.jpg)
左の女性は、タールを弾き、右の女性はトンバクを叩く。前でくつろいでいるのは王様。こんなペルシャ更紗は、珍しい。
![13img_2365 13img_2365](http://www.anavian.jp/event-blog-photos/photos/uncategorized/2013/05/16/13img_2365.jpg)
17~18世紀のペルシャの貴婦人が羽織ったショールは、虫食いによってダメージを受けたものが多く、フレームにコラージュとして蘇らせました。
![16img_2363 16img_2363](http://www.anavian.jp/event-blog-photos/photos/uncategorized/2013/05/16/16img_2363.jpg)
ペルシャ芸術のなかで、もっとも魅惑的な表現法である書道は、イスラム以前の時代から高いレベルの芸術として熱愛されてきました。書道家は、自作の葦ペンを万年筆の形に削り、墨に付けてカリグラフィー用のつるつるした紙に詩歌を書き上げます。
![15img_2367 15img_2367](http://www.anavian.jp/event-blog-photos/photos/uncategorized/2013/05/16/15img_2367.jpg)
行書、草書、隷書と日本でも様々な書体があるように、ペルシャ書道にも、、塵のような細かい書体は、レイハン体とゴバール体があり、、スタンダードなカリグラフィーはナスタリーク体です。
![015 015](http://www.anavian.jp/event-blog-photos/photos/uncategorized/2013/06/15/015.jpg)
ショーケースに展示されているコーランには装飾的な文字、ソルスとナスク体を使われています。
![20img_2379 20img_2379](http://www.anavian.jp/event-blog-photos/photos/uncategorized/2013/05/16/20img_2379.jpg)
ペルシャ書道、刺繍コーラジュ、更紗、紀元前のネックレスを展示しているコーナー。
![Img_2382 Img_2382](http://www.anavian.jp/event-blog-photos/photos/uncategorized/2013/05/16/img_2382.jpg)
7000年前の土器、ペルシャブルーの陶器、錦(ショール)のコーナー。
![Img_2382 Img_2382](http://www.anavian.jp/event-blog-photos/photos/uncategorized/2013/06/15/img_2382.jpg)
中央のスクリーンでは、今回のコレクションの映像が流れています。
![Parthian2573 Parthian2573](http://www.anavian.jp/event-blog-photos/photos/uncategorized/2013/06/15/parthian2573.jpg)
映像のクローズアップ: パルチア時代(紀元前247年~228年)の彫刻と思われる。ギリシャの文化と芸術の影響がみられる古代の「ザ・キッス」は、ペルシャ人が小国したのか、ギリシャ人が運んできたのか謎です。
「悠久のペルシャ展」のオープニングの、ペルシャ伝統楽器サントゥール演奏会
![Img_2142_2 Img_2142_2](http://www.anavian.jp/event-blog-photos/photos/uncategorized/2013/05/16/img_2142_2.jpg)
「 悠久のペルシャ、優雅なるサントゥール」CDに向けてスタジオで録音中。・・・もうすぐ発売!トンバクを叩いているのはアメリカのアリゾナ州から来日したエスィ・テヘラニ・テヘラニさん今回でプーリー・アナビアンの5枚目のCDになります。
二人のデュエット
![Fashion_show_6 Fashion_show_6](http://www.anavian.jp/event-blog-photos/photos/uncategorized/2013/05/16/fashion_show_6.jpg)
薬師寺のレストラン、アムリットにてディナーショー
ペルシャ伝統音楽の演奏 曲名 「美酒酔宴」
ペルシャ伝統楽器サントゥール演奏家 河村真衣
スペシャルゲスト サントゥール・トンバク奏者 エスィ・テヘラニ
![Fashion_show_3 Fashion_show_3](http://www.anavian.jp/event-blog-photos/photos/uncategorized/2013/05/16/fashion_show_3.jpg)
ペルシャ伝統楽器サントゥールの4重奏
![Dsc01354 Dsc01354](http://www.anavian.jp/event-blog-photos/photos/uncategorized/2013/06/14/dsc01354.jpg)
ディナーショーでは、アナビアン・コレクションから中央アジアの織物でファッション・ショーも披露しました。
![Fashion_show3 Fashion_show3](http://www.anavian.jp/event-blog-photos/photos/uncategorized/2013/06/15/fashion_show3.jpg)
シルクロードを象徴する芸術品、錦やイカットという絣織をイブニング・ドレスに変貌。
![Fashion_show_2_2 Fashion_show_2_2](http://www.anavian.jp/event-blog-photos/photos/uncategorized/2013/06/15/fashion_show_2_2.jpg)
6世紀のシルクロードで栄えた中央アジアは、お洒落の発信地でした。
![Silk_road_fashion_show1 Silk_road_fashion_show1](http://www.anavian.jp/event-blog-photos/photos/uncategorized/2013/06/15/silk_road_fashion_show1.jpg)
シルクロードの東西交易の十字路では、絹交易ほどに情熱を駆り立てるものはありませんでした。手工芸品が芸術レベルに達し、シルクロード沿いの国々が裕福になったのです。
![Fashion_show2_2 Fashion_show2_2](http://www.anavian.jp/event-blog-photos/photos/uncategorized/2013/06/15/fashion_show2_2.jpg)
プーリー・アナビアンが来ている洋服は、中央アジアの刺繍を自ら縫い付けてデザインしたものです。
![Fashion_show_5 Fashion_show_5](http://www.anavian.jp/event-blog-photos/photos/uncategorized/2013/05/16/fashion_show_5.jpg)
ペルシャ姫になった面々。
絹のイカット(絣(かすり)織(おり))、サマルカンド、19世紀唐の中国を経由した日本の絣織のルーツとも言われています。
「ペルシャ伝統楽器 サントゥール」
~華やかなりしペルシャ5000年の音色~教室30周年
![Img_2323 Img_2323](http://www.anavian.jp/event-blog-photos/photos/uncategorized/2013/05/16/img_2323.jpg)
神戸ポートピアホテルにて 「古代日本に辿りついたユダヤ人」 著者 アビグドール・シャハン著 翻訳者 小久保乾門(ソロモン) の出版記念パーティー サントゥール演奏 プーリー・アナビアン
![Img_2326 Img_2326](http://www.anavian.jp/event-blog-photos/photos/uncategorized/2013/05/16/img_2326.jpg)
イスラエル大使も東京からお見えになりました。
![Img_2328 Img_2328](http://www.anavian.jp/event-blog-photos/photos/uncategorized/2013/05/16/img_2328.jpg)
「ハッバー・ナギラ」というイスラエル舞曲をサントゥールで演奏。