マンハッタンのど真ん中、経営するニューヨークのエンパイヤーステートビルの近くに、アナビアン・ファミリーが経営するギャラリーがあります。2000点に及ぶビンテージのペルシャ絨毯と博物館級の陶器も販売しています。
相変わらず落書きが多いけど
日本人が作ったニューヨーク地下鉄は、落書きがすぐふき取れるように設計された。
落書きが禁じられても、女性の下着の写真は許されている。こんな電車を走らせるニューヨークの大胆さが好きやねん。
近くには、メトロポリタン博物館もあります。館内は、とても広いので作品もゆったり鑑賞できます。
近くに来られたらうちのアナビアンギャラリーにもお立ち寄りくださいね。メトロポリタン博物館よりもっと貴重な美術作品もあります。
ANAVIAN ANTIQUES
4 East 30th St.
New York, NY 10016
4 East 30th St.
New York, NY 10016
97歳で旅立った祖父。ラヒム・アナビアンは、テヘランからペルシャ遺産のロマンをニューヨークへ運んできてくれました。蒐集品のなかで酸化コバルトブルーの釉の双子の陶器は、とても珍しいです。深い夜空色のペルシャン・ブルーの釉で作られた陶器は、12世紀にピークを迎えました。
イランの王国時代(20世紀初頭から70年代)に日本の学者達と祖父は親交を深めながら紺碧の陶器をたくさん発掘しました。その時代の長年に渡る陶器のコレクションを大阪で披露しました。
期間 3月16日(月)〜28日(土)
〜魅惑のペルシャ芸術〜 オープニング
山木美術ギャラリー
ペルシャ錦、絨毯、陶器、ガラス、青銅器などの
古美術品に囲まれて飲み会~なんて贅沢な。
こちらの方は、12世紀の青釉の香。今でもイランでは、
時たま乳香と諸々の香のブレンドで煙を焚き、悪い気を清めるのです。
3000年前のリュトンというワインを入る器は、鹿の形をして、口から注いでいました。
ショーウインドーで古美術を飾った背景にクラシックな車。
淡青色の陶器が土の中で1000年以上眠って銀化したもの。12世紀のギラーン出土品。地中の油が時間とともに表面を変色させました。運がよければ虹色の光沢が出て、運が悪ければ石化する。
17世紀から紀元前5世紀までのペルシャ古美術品には、7000年間の様々な時代の物語が秘められています。
そのストーリーをプーリー・アナビアンは古代楽器の演奏、私は文化の語り部として、美術、音楽、歴史、料理のおもてなしで、四方八方から伝えていきます。